中世史

 

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日本中世社会成立史論
ISBN   978-4-7517-4190-0
著者   守田 逸人
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   348頁
判型   A5判
発行年  2010
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
主に東大寺を題材に、国制・権門・地方支配との関係性をふまえながら、11世紀半ばから13世紀前半にわたる寺領の再編過程を分析し、中世寺社領の成立過程を捉え直した。
さらに、荘園制の形成過程を通じて地域社会の秩序がどのように変化していったか、国衙や地域社会、在地領主と呼ばれる人々の動向を追うことによって社会編成のあり方を検討し、治承・寿永の内乱期にどのように地域社会が再編されていったのか、鎌倉政権の展開過程も視野に入れて考察。

目次

問題の所在と課題
第1部 荘園制と中世国家(院政期の封戸制度と東大寺
中世東大寺領の成立)
第2部 荘園制と地方支配(東大寺領玉滝荘の成立過程と地方支配
東大寺領黒田荘出作地の展開と地方支配
雑役免荘園の再編と地方支配)
第3部 荘園制と在地領主・地域社会(荘園制の展開と在地領主の形成?私領主から在地領主へ
院政期の郡司と地域社会?郡司から在地領主へ
荘園制成立期の地域秩序と社会編成?伊賀国における伊勢・伊賀平氏の展開)
日本中世社会成立史論


日本中世の社会構成・階級と身分
ISBN   978-4-7517-4170-2
著者   峰岸 純夫 著
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   392
判型   A5判
発行年  2010
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>   
まず中世の身分と階級についての論文を集め、中世社会の構造と百姓身分、下人身分の特質を考察し、在地領主や名主の地主的経営について論じ、また、東国における地名プラス「介」が国司の介とは区別された在庁内の官職であることを論じ、つぎに、女性は身分そのものではないが男性との間に差別が存在するので取りあげ、中世武士の家と女性、戦国期女性の地位と役割について考察し、さらに中世のハンセン氏病患者「癩病」と非人身分の関係について論述。


戦国期の債務と徳政
ISBN   978-4-7517-4120-7
著者   黒田 基樹
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   308頁
判型   A5判
発行年  2009
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
戦国期の徳政について、債務破棄、支払い免除の日常的慣行を前提に、「村の成り立ち」の視座から、すなわち人々の生存・生活の視座から追求したもので、権力による政策としての徳政ばかりでなく、在地徳政の実態を解明するものである。
現代にも破産法が存在するように、普遍的に存在する売買・貸借関係の破棄・軽減という事態について、戦国期におけるその実態を考究し、大名権力の徳政令とそれら在地徳政の関係性を明らかにした。


中近世移行期における村の生存と土豪
ISBN   978-4-7517-4060-6
著者   長谷川 裕子
定価   \10,500 (本体 : \10,000)
頁数   396頁
判型   A5判
発行年  2009
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
戦争が頻発し、慢性的飢饉状況にあった中近世移行期において、村という生命維持組織が、村人の生存を維持するために創りだした諸関係を基軸に、歴史的段階やその社会システムを把握しようとする視角から研究したもので、村人個々の経営維持はもちろん、彼らの生命維持を引き受ける仕組みの解明を題にした。
村が形成するさまざまな回路を検討し、近隣の村同士の横のつながりをはじめ、領主や土豪といった縦のつながりも、とくに土豪の役割について考察。


日本中世地域環境史の研究
ISBN   978-4-7517-3980-8
著者   高木徳郎
定価   \10,500 (本体 : \10,000)
頁数   422頁
判型   A5判
発行年  2008
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
景観論が大きな発展をみせているが、生業論の蓄積が十分でない。
それは水田開発に重点をおき、畠作や多様な生業が大きな位置を占めていないからで、本書ではそのことをふまえ、紀ノ川流域のいくつかの荘園・村落を事例として、開発結果の荘園景観・村落景観の変容を考察し、つぎに、資源としての自然環境の利用と管理の展開を、地域社会全体の動向との関係のなかで位置づけようと試み、環境管理の新たな主体として登場した惣村について論考した。


鎌倉カ幕府御家人制の政治史的研究
ISBN   978-4-7517-3910-5
著者   清水 亮
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   304頁
判型   A5判
発行年  2007
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
御家人制研究についても、武家政権発展史的な見方を排し、公家・寺社勢力や在地社会の動向をふまえた政治史的な検討が必要だとして、鎌倉幕府の体制基盤としての御家人制研究と中世国家史のなかの御家人制研究とを結びつけようとした。
さらに、御家人政策が、地方でどのように受けとめられたかを検討して、御家人政策が、地方政治と国家運営双方に矛盾の焦点となった四国・九州御家人の身分保障と、その結果の「関東御領」という新たな所領制度を論考。


日本中世仏教形成史論
ISBN   978-4-7517-3900-6
著者   上川 通夫
定価   12,600円(本体:12,000)
頁数   474頁
判型   A5判
発行年  2007
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>

古代仏教の歴史的特質をいかに理解するかということが不可欠な前提であるとして、古代仏教を「国家仏教」とする定説を疑い、その論理構成の特徴に立ち入って検討してから、中世の、世俗社会内の宗教として日常世界に設定された顕密主義仏教は、東政治世界に対する国家的独自性の宣揚、分裂契機をもつ支配集団の政治的結集、自立性を顕にした諸権門や在地諸集団などの内部結合、それぞれの動向に関係し、国家的結合をも形づくったことを論考した。


大名領国支配の構造
ISBN   4-7517-3410-5
著者   三重野 誠
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   286頁
判型   A5判
発行年  2003
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
戦国期研究にとって、戦国期の多様な地域的封建権力が、当該期社会のなかでいかなる自己変革をとげて変遷していったかを、正確に見据えていくことが重要であり、とくに当該期社会の政治的中心であった幕府すなわち京都から最外延に立地していた九州諸国の大名については、その本質を慎重に検討する必要があると思われ、戦国期の大友氏を研究対象にとりあげて、地域的特質や偏差を総括しながら、戦国大名の歴史的位置および性格を明らかにしようとした。


戦国期武田氏領の形成
ISBN   978-4-751-3820-7
著者   柴辻 俊六
定価   7,350円(本体:7,000)
頁数   294頁
判型   A5判
発行年  2007
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
武田信玄は、専制化して重臣らの信望を失った父信虎を追放して自立したが、領国の基盤を築いたのは信虎で、信玄はそれを継承し拡大発展させたにすぎない。
信虎の家臣団編成・領国支配機構については史料不足で不明な点も多いが、信玄・勝頼期については、すでにかなりの研究成果の蓄積があるので、ここでは最小限の事項の検討にとどめ、行政機構としての職制などの実態を考察し、つぎに朝廷・幕府に対する外交戦略と周辺領域支配などについて研究した。


女性からみた中世社会と法
ISBN   4-7517-3280-3
著者   黒田 弘子
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   414頁
判型   A5判
発行年  2002
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
村の女たちがとった行動に視座を据えると、逃散の行動的特徴は、立ち去ることや、よそへ移動することではなく、隠れ籠もることであること、また逃散は、訴訟権の行使とこの隠れ籠もる行為とがドッキングした中世的闘争であること、そしてそのさまざまな要求の根底にあるものは、営々とした努力のうちに作り出されてきた妻夫を核とする家と村共同体の安にあること、これらのことが明らかになった。女の視座からみることで、新たな歴史像が浮かび上がる。


荘園公領制と中世村落
ISBN   4-7517-3030-4
著者   海老澤 衷
定価   12,600円(本体:12,000)
頁数   544頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
60年代以降、国衙および国衙領など地方行政機構の研究が進展を見せ、これが土地制度と結びついて「荘園公領制」という研究概念が生まれ、地域史研究に新たな視点が登場した。本書は、荘園公領制と中世村落を、景観復原論の視点から統一的に研究しようとするものであり、もちろん文献史学による考察がベースとなるが、他分野の研究をも取り入れ、70年代以降、深刻化した荘園遺跡保存の問題にも迫っていこうとした。


日本中世の村落と荘園制
ISBN   4-7517-3090-8
著者   水野 章二
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   510頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
まず中世村落の領域構成をしらべることから始め、村落の空間的拡がりを、村落成員との関わりが密接な集落から希薄な奥山まで、整理し明確化するとともに、荘園支配がそれぞれどのように及ぶかを検討し、垣内の内容、荘園制的領域支配と多様な民衆の生産活動、境界問題からみた中世村落の成立、開発と村落の形成・変容の過程を追跡、つぎに現地調査を基礎にした荘園分析を、東寺領丹波国大山荘を中心に、条里の問題、耕地や開発の実態などから究明した。


日本中世社会の流通構造
ISBN   4-7517-3080-0
著者   鈴木 敦子
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   368頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
地域経済圏の核となる地域市場の存在形態、商品流通のあり方、領主権力との関係、職人編成、洛中を中心とする女性商人など、地域経済圏を通して中世後期社会の特質を考察し、つぎに、国人領主・戦国大名・幕府などの権力支配との関係から、商人・都市・市場・流通のあり方を探ろうとした。
経済発展の成果を掌中に納めようとする領主権力は市場に介入し、さらに領主間の交流にも変質が起こる。このような中世後期社会のさまざまな動きを解明しようとした。


戦国大名領国の基礎構造
ISBN   4-7517-2930-6
著者   平山 優
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   446頁
判型   A5判
発行年  1999
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
本書は「在地秩序と大名権力」「戦国大名領国下の郷村の構造」「戦国大名領国の統合原理」の三部によって構成され、一貫して追求しようと試みたものは、戦国大名が領国支配の基底に据えたものが何であり、また大名領国はそれをいかに編成していったか、そして、大名領国の基盤に位置づけられたものが、そ判の自律性をいかに保持しつつ、大名・領主権力との関係を構築していったのか、である。
あわせて、土豪や有力百姓らの村落上層の実態をも探りだそうとした。


大名領国制の研究
ISBN   4-7517-2500-9
著者   池 享
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   414頁
判型   A5判
発行年  1995
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
まずこれまでの大名領国制研究を整理し、諸説の問題点を論じ、新たな課題と試論を展開した。
つぎに大名領国制と地域社会について、越後国阿賀北衆を例にとるなどして、中世後期の在地動向や、大名領国形成期の国人層の動向、戦国大名検地と在地支配のありさまなどを検証し、さいごに大名領国制の支配構判造として、毛利氏を例にあげて、戦国大名の領有編成、権力基盤、行政機構の性格を論じ、大名領国制の成立と展開、その構造的特質を解明しようとした。


日本中世地域社会の構造
ISBN   4-7517-3150-5
著者   榎原 雅治
定価   12,600円(本体:12,000)
頁数   492頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
まず荘園と村の関係を扱った論文を集め、荘官層の動向を中心に中世後期の在地社会を構成する基本的要素を探り、つぎに荘園の枠を超えてさまざまな局面で交流する人々の様相を描いた論文を集め、村の中における家の格付けが、寺社に対する奉加への参加を通じて、村や荘郷を超える地域社会でも認定される格付けになっていくことや、寺社のネットワークが宗教上のつながりにとどまらず、流通拠点のつながりをも意味したことを指摘し、街道や宿の役割を論考。


戦国時代の荘園制と村落
ISBN   4-7517-2870-9
著者   稲葉 継陽
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   382頁
判型   A5判
発行年  1998
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
日本史上の転換期といわれる戦国時代の社会の特質を、村の視座から論じたもので、戦国時代の荘園制が村と町にとってどのような意義をもつのかを考え、国制を構成する法人格としての村落、集団的再生産の組織としての村落の実態を分析した。庄屋の一揆と地域社会、用水相論と地域財政の展開、中世社会の年貢収納枡、直務荘園の政所儀礼と収取、街道の宿と有徳人、村の侍身分と兵農分離、村請制の成立と村、村の再開発と名主、村の御蔵の機能と肝煎、など。


中村吉治収集土一揆史料集成 下巻
ISBN   4-7517-2850-4
定価   18,900円(本体:18,000)
頁数   350頁
判型   A5判
発行年  1998
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
校訂 海津一朗・久留島典子・佐藤和彦・則竹雄一

所収の史料は、中村吉治が東京大学史料編纂所に勤務した1929年をさかいに収集をはじめたものであり、総数は477点に及ぶ。公刊するにあたり、史料は、刊本・影写本・写真帳と校合した。上巻に、平安・鎌倉期、南北朝期、室町期、下巻に、室町期、戦国期の史料を、年代順に掲載した。各時期区分の巻頭には校訂者の解説を付した。


中村吉治収集土一揆史料集成 上巻
ISBN   4-7517-2470-3
定価   18,900円(本体:18,000)
頁数   353頁
判型   A5判
発行年  1995
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
校訂 海津一朗・久留島典子・佐藤和彦・則竹雄一

所収の史料は、中村吉治が東京大学史料編纂所に勤務した1929年をさかいに収集をはじめたものであり、総数は477点に及ぶ。公刊するにあたり、史料は、刊本・影写本・写真帳と校合した。上巻に、平安・鎌倉期、南北朝期、室町期、下巻に、室町期、戦国期の史料を、年代順に掲載した。各時期区分の巻頭には校訂者の解説を付した。


日本中世の一揆と戦争
ISBN   4-7517-3210-2
著者   小林 一岳
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   384頁
判型   A5判
発行年  2001
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世の地域社会に形成された悪党や一揆と称される自立的な社会集団を基軸として、その集団がもつ法と暴力=武力に注目し、戦争の時代としての中世社会の特質を考察しようとしたもので、まず悪党・一揆の問題を検討したのち、南北朝の戦争の実態を、地域から生まれた私戦と、二つの王権の争いという公戦のリンクのあり方や、地域のなかでの安全保障の問題などを視野に入れつつ、中世社会全体の暴力=武力による総力戦であることを解明し、その影響を考察。


日本中世の内乱と民衆運動
ISBN   4-7517-2620-X
著者   佐藤 和彦
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   394頁
判型   A5判
発行年  1996
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
著者は、市民講座や成人大学の受講生から、内乱期社会を解明するためには、社会変革と情報との関係に注目すべきだと指摘された。誰がどのような手段で情報を蒐集するのか、集められた情報からどのような政治的判断が下されるのか、村落・町場・都市における情報ネットワーク、平時と戦時における各種レベルの情報伝達のあり方など、重要なテーマである。本書はこの課題に沿い、日常生活と闘争との関連を追求しながら、内乱期中世社会と民衆運動を考察。


中世社会思想史の試み
ISBN   4-7517-3020-7
著者   佐藤 和彦
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   367頁
判型   四六判
発行年  2000
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
南北朝内乱期の社会と民衆生活、合戦の様相などを考察し、つぎに、西行、楠木正成、足利尊氏、ばさら大名、如、三条西実隆など歴史上の人物像を、その人の生きた時代とのかかわりのなかで追求しようとし、そののち、「動乱期の民衆」と題する新藤兼人・小山靖憲・著者の鼎談、「太平記の世界」と題する永原慶二・著者との対談(司会・木村茂光)を掲載、さらに、平将門の怨念、北条時頼の実像、人買い、中世人の税意識など、種々のテーマの小論を収録。


戦国史をみる目
ISBN   4-7517-2450-9
著者   藤木 久志
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   337頁
判型   A5判
発行年  1995
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
日本の中世は、飢饉・疫病・戦争があいつぐ時代で、戦場は濫妨狼藉、略奪の世界であった。
しかし、この惨禍のかげに、戦場が生命維持装置として、意外な役割を担っていた。
そして、民衆は弱く、いつも被害者であったと思われがちであるが、村も武装し、城をもち、自立していた。
領主の城は村の避難所の役割を負い、凶作・災害・戦禍にさいし危機管理の能力がなければ領主たりえなかった。
この生き生きとした民衆の力量と戦国大名の責務とを中心にすえた。


中世の社会と思想 下巻
ISBN   4-7517-1690-5
著者   松本 新八郎
定価   8,190円(本体:7,800)
頁数   470頁
判型   A5判
発行年  1985
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
上巻では、まず古代王朝の没落から南北朝の内乱を経て織豊政権にいたるまでの中世社会を概観し、つぎに東アジア史における日本と朝鮮の関係をしらべ、地主・農奴の意識諸形態など中世の思想を研究し、「将門記」「玉葉」「吾妻鏡」「徒然草」などの記録にあらわれた社会と人間像を論考した。下巻では、民衆の生活と民話、民謡、民衆芸術をとりあげ、特に能・狂言の発生と都市および農村、民話の日本的性格などの考察から、民族文化論を展開する。


中世の社会と思想 上巻
ISBN   4-7517-1520-8
著者   松本 新八郎
定価   7,140円(本体:6,800)
頁数   436頁
判型   A5判
発行年  1983
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
上巻では、まず古代王朝の没落から南北朝の内乱を経て織豊政権にいたるまでの中世社会を概観し、つぎに東アジア史における日本と朝鮮の関係をしらべ、地主・農奴の意識諸形態など中世の思想を研究し、「将門記」「玉葉」「吾妻鏡」「徒然草」などの記録にあらわれた社会と人間像を論考した。下巻では、民衆の生活と民話、民謡、民衆芸術をとりあげ、特に能・狂言の発生と都市および農村、民話の日本的性格などの考察から、民族文化論を展開する。


中・近世における朝鮮観の創出
ISBN   4-7517-2950-0
著者   金 光哲
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   420頁
判型   A5判
発行年  1999
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
秀吉の朝鮮侵略の時期を除いて、足利義満以来、江戸時代までの400年を「善隣と友好の時代」とする史観があるが、それが間違いであることを論証した。
朝鮮観の形成は、古代より「連綿たる伝統」として追求してこそ明らかになるとして、中世の『八幡愚童訓』『諸縁起』により検討し、さらに南北朝・室町期における朝鮮観の中心思想、秀吉の朝鮮侵略と「鮮人」呼称、新羅征伐・三韓征伐・朝鮮征伐の語の成立時期、江戸時代の朝鮮観の諸相などを考究した。


東大寺領黒田荘の研究
ISBN   4-7517-3260-9
著者   新井 孝重
定価   12,600円(本体:12,000)
頁数   454頁
判型   A5判
発行年  2001
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
寺の修造のあり方や、伐採活動とかかわって引き起こされた黒田荘から公領への杣工出作り運動を観察し、大仏再建造営期とその後の黒田荘について考え、寺の組織がすなわち「荘園」の組織でもあったことを、「除田」ならびに共同体の側面から考え、さらに、荘内にあらわれた一揆と悪党をめぐる問題を考察し、ここでの一揆が闘争のためでなく、交渉のための団体形成の方式であり、悪党はこうした一揆の秩序を破る武装の徒としてあらわれたことを論じた。


中世東寺領荘園の支配と在地
ISBN   4-7517-3490-3
著者   辰田 芳雄
定価   13,650円(本体:13,000)
頁数   484頁
判型   A5判
発行年  2003
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世農民の行動は、荘園領主や守護権力の支配に規定されるので、支配者の組織やその動向の研究が不可欠で、また、史料は支配する側に残ったものが多いから、農民の行動を分析するには慎重な史料批判が必要である。東寺領荘園の場合、現地へ派遣して荘民との対応に当たらせたのは下級僧侶などであったので、寺内での彼ら公人層の動向や、現地での活動も解明しなければならない。本書は丹波大山荘と備中新見荘を扱い、支配のあり方や在地の対応を研究した。


悪党と地域社会の研究
ISBN   4-7517-3690-6
著者   櫻井 彦
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   446頁
判型   A5判
発行年  2006
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
悪党の活動がきわめて多様であり、共通した実像を描きえない。
しかし悪党事件の多くは、村と関係し、地域社会のなかで何らかの正当性を有しいていると見るべきで、荘園支配の正統性が地域社会に受容されている範囲においては、両者に決定的な対立が生じなかったが、このバランスが崩れたとき、両者が激しく対立したのであり、それが悪党事件であった。
この領主側の正当性と地域社会の正当性に注目して、悪党事件発生の背景とその意義のついて考察した。


中世のいくさ・祭り・外国との交わり
ISBN   4-7517-2980-2
著者   井原 今朝男
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   352頁
判型   四六判
発行年  1999
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
まず「いくさと民衆生活」をテーマに中世農村における戦争を分析し、農村生活の非日常性を考察し、武力行使や自力救済に対する独自の考え方・世界に触れようとし、つぎに「祭りと文化統合」をテーマに中世農村における祭礼を分析し、神や仏とともに営まれた農村生活の宗教性を追跡し、祭礼と年中行事を考察、さらに「田舎からの海外交流」として、海のない山国信州の閉鎖的ともみられる中世農山村のなかで展開された海外交流の断面を見なおした。


国境を超えて─東アジア海域世界の中世─
ISBN   4-7517-2780-X
著者   村井 章介
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   355頁
判型   四六判
発行年  1997
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
中世の国境は、前後の時期にくらべて、超えがたい壁ではなかった。
内外の往来の管理がゆるかっただけではなく、境界自体が茫漠としたひろがりとして存在し、現代の、面積のない、線としての国境とは対照的であった。
現代のボーダーレス化を先取りするかのような中世の、境界の揺れと流動、それをまたぐ人間活動の活発な展開を考察した。
世界を駆ける日本銀、鉄砲・キリスト教の伝来、貿易商品としての経典、倭人たちのソウル、北辺の港町十三湊、ほか。


中世国家と東国・奥羽
ISBN   4-7517-2910-1
著者   伊藤 喜良
定価   14,700円(本体:14,000)
頁数   526頁
判型   A5判
発行年  1999
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
主として中世後期の国家と権力を論じたもので、国家論としては幕府権力と王朝権力による複合政権国家との見方をとり、王権も複合的構成をとるものの王権掌握者の代表はあくまでも天皇であったと考える。このような中世国家のもとで、東国では鎌倉府を中心とする強力な地域権力、奥羽では大崎氏を中心とする奥州探題体制、津軽・秋田・蝦夷地では安藤氏の蝦夷管領の支配秩序が形成されていたが、室町期のこれら地域の権力の様態、社会の特質を論考した。


古河公方足利氏の研究
ISBN   4-7517-1980-7
著者   佐藤 博信
定価   12,600円(本体:12,000)
頁数   494頁
判型   A5判
発行年  1989
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
東国における室町・戦国期の中心的存在であった古河公方足利氏の動向を研究したもので、初代足利成氏の時代から最後の足利義氏の遺女氏姫の時代に至るまでの史実を発掘・整理して、歴代公方が直面した歴史的課題を検討し、氏族として密接な関係をもった上野新田岩松氏と下野小山氏、また特有な関係をもった後北条一族の北条氏照や越後の上杉謙信をとりあげ、さらに家臣団や御料所など、古河公方を支える直接的な権力基盤のあり方について検討を加えた。


荘園社会における宗教構造
ISBN   4-7517-3530-6
著者   苅米 一志
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   348頁
判型   A5判
発行年  2004
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
日本中世における土地制度の基盤を荘園制と捉え、「荘園社会」を1個の地域単位としたうえで、その内部における宗教構造を、寺社の存在形態に即して研究したもので、まず荘園社会における諸階層と寺社について、村落の寺堂・小社、在地領主の氏神・氏寺、荘鎮守の寺社の機能と住人との関係を考察、つぎに荘園社会の宗教構造について、領主権力による宗教支配の実態を考察、さらに鎌倉仏教の展開と荘園社会について、禅律僧の活動とその意義を論考した。


中世庶民信仰経済の研究
ISBN   4-7517-3510-1
著者   阿諏訪 青美
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   406頁
判型   A5判
発行年  2004
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
京都の東寺や奈良の興福寺をはじめとする中世寺院・権門寺院の寺内・門前で、庶民の信仰・参詣によって生じたさい銭・勧進銭・寄進された土地や銭などの信仰財の存在を明示し、それを資本とした経済活動を「信仰経済」と名づけて、その構造と活動主体について考察したもので、従来の荘園収入を主とする寺院経済に、この信仰経済を併せて、新たな中世寺院をとりまく経済的様相を提起し、中世寺院論の再構築の方向を示した。


鎌倉府と関東─中世の政治秩序と在地社会─
ISBN   4-7517-2490-8
著者   山田 邦明
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   446頁
判型   A5判
発行年  1995
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
室町幕府が関東を管轄するためにおいた鎌倉府の内部の権力構造の問題と、その政権によって支配された関東領主層との関係を追求した。すなわち、政権の中枢にいた鎌倉公方(古河公方)足利氏・関東管領上杉氏などの権力の実態、それにたいする千葉・佐竹・結城などの守護職をもつ大名と、小山・宇都宮・小田・那須などの守護職をもたない大名たちの動向を整理検討し、それら南北朝内乱を経て形成された関東の政治秩序と在地社会の様相を研究した。


刀禰と中世村落
ISBN   4-7517-3310-9
著者   錦 昭江
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   420頁
判型   A5判
発行年  2002
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
刀禰を中世村落における村落領主として位置づけ、刀禰の成立・展開を、祭祀・労働力編成と分業流通の観点から検討し、鎌倉期から近世初頭にかけての村落の推移・展開を論じた。
まず、刀禰の歴史的特質である祭祀権と労働力編成の問題を共通の課題として、いくつかの事例をあげて比較検討し、つぎに、南北朝期以降の村落動向に大きく関与する流通の実態を考究し、交通・流通網の整備が、地域社会の動向に多大な影響を与えていく点を明らかにした。


在地論の射程─中世の日本・地域・在地─
ISBN   4-7517-3220-X
著者   田村 憲美
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   275頁
判型   四六判
発行年  2001
価格帯  〜4000円
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表紙
内容   
「在地」という用語は日本中世史研究において誕生し、広く歴史学研究者に共有される言葉となった。
本書はこの「在地」の問題系を扱う。
「在地」は史料に見える用語であると同時に、歴史学の叙述と分析に用いる用語でもある。
その二面性を峻別しながら、歴史学での「在地」の由来と機能を再検討する。
さらに、「在地」をひとまず自明のものとしたうえで、「在地」という言葉が指し示す社会的セクターについて、具体的な論点を設定して、作業を試みた。


日本中世の贈与と負担
ISBN   4-7517-2750-8
著者   盛本 昌広
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   380頁
判型   A5判
発行年  1997
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
日本社会の特徴として、多様な贈与や饗応の慣行が残っている。
中元・歳暮など年中行事的なもの、冠婚葬祭の贈答、災害や病気の見舞、新年会・忘年会ほか各種の宴会があり、また、政治家や役人に対する賄賂・接待が、贈答慣行として問題になっている。
こうした贈与や応の構造は、歴史的経緯を経て形成されたものであり、中世の贈与や応の実態を解明する必要がある。
中世でも年貢や公事など、多種多様な負担をめぐって、多くの問題が発生している。


鎌倉幕府と中世国家
ISBN   4-7517-2150-X
著者   古澤 直人
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   516頁
判型   A5判
発行年  1991
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
鎌倉幕府の法と裁判や権力編成の問題を研究したもので、第一部「鎌倉幕府法の成立・展開およびその効力に関する研究」では、幕府の法や裁判が御家人相互の諸関係を規制するにとどまらず、朝廷・寺社荘園領主を含めた支配階層全体の相互矛盾・対立関係を調停する機能を果たしたことを論じ、第二部「幕府論と中世国家研究」では、公方の成立と背景、裁判権者としての公方、その実体と機能、幕府主従制の形成と展開・変質と矛盾の尖鋭化などを研究した。


中世史研究と歴史教育論
ISBN   4-7517-2120-8
著者   矢代 和也
定価   5,250円(本体:5,000)
頁数   404頁
判型   A5判
発行年  1991
価格帯  4001〜6000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
著者の遺稿を集めたもので、中世史研究に関する論文と、ながく関わってきた高校歴史教育現場からの問題提起とをまとめた。
論文としては、永仁徳政令に関する一考察、石母田正氏の『中世的世界の形成』の再検討、武家政治の成立、1297年の徳政令について、日本史授業における「朝鮮学習」、現代反動イデオロギー批判、高校生の社会意識と歴史教育、など。
ほかに、書評・エッセーと、多くの人たちの著者によせる追悼文を収める。


日本中世の国政と家政
ISBN   4-7517-2460-6
著者   井原 今朝男
定価   14,700円(本体:14,000)
頁数   598頁
判型   A5判
発行年  1995
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世では、官僚組織によって処理される政務・行財政・裁判・軍事・外交などの国家的機能のほかに、公や寺社などが、資人・家司など家政職員を抱えて、家の行事運営、家領の荘園支配、家産経済運営管理、訴訟、警備などを行う家政機関が発達した。
これは国家の委任によって国家権力の一分掌を執行することでもあり、単なる私的権力ではなく、ひとつの公権力であった。
その国政と家政との、分裂と統合の歴史を分析し、中世社会の特質を解明しようとした。


村落内身分と村落神話
ISBN   4-7517-3650-7
著者   薗部 寿樹
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   360頁
判型   A5判
発行年  2005
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
前著『日本中世村落内身分の研究』の続になるもので、村落内身分を中世社会全体のなかに位置づけるため、対極に位置する百姓身分のあり方およびその推移を解明し、名主頭役身分のあり方を考察して次成功身分とは異なるタイプの村落内身分を明らかにし、近世村落における家格制宮座の形成と背景を検討し、宮座祭祀の中核をなす村落神話をとりあげ、その形成、祭祀との関連、近世の草分伝承との比較などの観点から、村落神話のあり方を解明した。


日本中世村落内身分の研究
ISBN   4-7517-3270-6
著者   薗部 寿樹
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   352頁
判型   A5判
発行年  2002
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
村落の成り立ちや村落内の社会秩序を考察するには、階級という経済史的な視点のみでは困難なことから、村落内部のあり方、とくに村落集団独自の身分社会秩序を解明することにより、中世村落の特質を究明しようとした。そこで宮座を村落における中核的な村落経営組織として捉えなおし、宮座にたいする経済的な負担である宮座役に注目し、宮座成員と非成員との差別のあり方を考察した。さらに宮座の収支こそ村落の運営・収支と不可分であることを検証する。


日本中世の氏・家・村
ISBN   4-7517-2660-9
著者   坂田 聡
定価   10,500円(10,000円)
頁数   428頁
判型   A5判
発行年  1997
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世百姓の家と村社会の関係や、村社会の諸相について考察したもので、夫婦別姓・夫婦別財を特徴として一世代限りで分解を繰り返す非永続的な組織体であった中世前期の家が、家という組織体が財産の所有主体となって、家を代表する家長が財産権を握るようになり、永続的な家が確立した中世後期の家への転換過程を分析し、その家どうしが父系で結合した同族組織の登場と村落構造の転換、さらに村落内の身分秩序、寺社勢力の在地支配と村の関係を論じた。


日本中世村落社会史の研究
ISBN   4-7517-2650-1
著者   蔵持 重裕
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   428頁
判型   A5判
発行年  1996
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世在地社会に生きた人びとの実像を明らかにしようとしたもので、村の紛争解決の分析によって鎌倉期の古老主体の自治が成立していたことを確認し、開発と耕地のありさまを動態的に追い、村落と百姓の家の関係を検討して、各経営や各家族のユニット・結合としての村落ではなく、家の自立性とその外護者としての法人格の自立した村落が形成されてくる状況を究明し、旧来の経済史的な村落ではない自覚的自治、実力装備の国家的村落の性格を強調した。


日本中世村落形成史の研究
ISBN   4-7517-2370-7
著者   田村 憲美
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   426頁
判型   A5判
発行年  1994
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
まず平安中・後期の大和国の在地秩序の政治的編制のあり方を追求して、国衙領支配の問題を郡支配を中心に据えて論じ、つぎに中世村落における領域の形成過程を解明しようとして、個々の近世・近代のムラを歴史的にらせる方法も取り入れつつ、在地社会と自然環境との関係のあり方の原理を歴史的に追求する方法に重点をおいて考察し、さらに在地諸階層の生存を規定した条件、すなわち人間の死亡時期の時代的・地域的特徴を明らかにしようとした。


中世社会史料論
ISBN   4-7517-3780-5
著者   五味 文彦
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   426頁
判型   A5判
発行年  2006
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
まず文書に関わる論考を集め、文書は書かれた内容だけでなく、書いた人間や文書を宛てられた人間を考える重要な素材となることを論じ、「朝野群載」から公家様の文書の様式、「雑事要集」から在地様の文書の様式を考えることを提案し、藤原定家に関わる文書を広く集め、「明月記」には記されていない定家の一面を探り、つぎに中世の文学と芸能に関わる論考をまとめ、平家物語、曾我物語、読経・念仏などの音芸、猿楽、「梁塵秘抄」に関わる考察をした。


日本中世奴隷制論
ISBN   978-4-7517-3810-8
著者   磯貝 富士男
定価   12,600円(本体:12,000)
頁数   674頁
判型   A5判
発行年  2007
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世社会における奴隷供給源としての自由民の奴隷身分または奴隷的隷属者への転落現象に焦点をあわせて、その歴史的傾向を追求するとともに、家族・地域社会など中世社会全般に対する奴隷制の社会規定的意義や、奴隷転落現象恒常化が社会秩序形成に与えた影響などの考察を通じて、中世社会の歴史的性格・位置を明らかにしようとした。
そして、鎌倉時代後期以後の奴隷制の拡大現象を、気候条件悪化を背景とした農業生産性の後退のなかに位置づけている。


中世の国家と在地社会
ISBN   4-7517-3670-1
著者   村井 章介
定価   14,700円(本体:14,000)
頁数   498頁
判型   A5判
発行年  2005
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世の法のあり方はユニークなもので、国法レベルでさえ朝廷と幕府に分立しており、また寺社・貴族・武士の「家」も独特の法世界をもち、さらに地域社会や職能集団も独自の法を所有していた。
このような中世法の特徴をふまえ、さまざまな法的現象を分析することによって中世社会の特質を検討し、中世国家のなりたちや国家と地域社会の関係を考えた。
そのさい自立的・自律的な法主体としての地域社会を表現する意図から「在地社会」という言葉を用いた。


荘園制社会の基本構造
ISBN   4-7517-3360-5
著者   工藤 敬一
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   312頁
判型   A5判
発行年  2002
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
荘園制社会の土地制度は、基本的に「荘園公領制」と「寺社本所一円領・武家領体制」の二つの段階に区分されるとし、どの段階においても荘園制の理解には、荘官・百姓等の生活舞台であること、領主諸階層の所領・財産の支配形態であること、国家権力構造と有機的関係にあること、この三点が不可欠の要素であるとする。したがって土地制度の問題を中心に、荘園制の成立、寺社本所一円領・武家領体制の成立、村・町制の成立、の三つを論点として考究する。


日本中世の伝承世界
ISBN   4-7517-3660-4
著者   樋口 州男
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   350頁
判型   A5判
発行年  2005
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
戦いの時代といわれる中世において、必然的に生み出された多数の戦死者・戦争犠牲者たちの魂はどのように鎮められたのか、という素朴な疑問から出発した。
しかし、鎮魂という生者から死者に対する働きかけの前提に、霊魂の怨霊化という死者から生者への働きかけが見られ、この怨霊伝説をはじめ、中世の文学・芸能に痕を残している伝承の世界、絵巻物・荘園絵図などの絵画資料を追求して、当時の人々が語り伝え、主張しようとした世界を考察した。


鎌倉幕府成立史の研究
ISBN   4-7517-3570-3
著者   川合 康
定価   13,650円(本体:13,000)
頁数   510頁
判型   A5判
発行年  2004
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
治承・寿永内乱期の戦争に視点を据えて検討するが、鎌倉幕府成立史の観点からすれば、戦後処理政策のあり方が重要で、それによって戦後に出現する権力の歴史的特質が決定される。
本書では、軍事動員や戦闘の過程だけでなく、敵方の再反乱を予防する措置や、地域社会の復興政策に注目しながら、幕府権力の形成・定着を論じた。また、地域社会において、敵方所領に入部した地頭が、どのように地域住民の合意を獲得したかという点についても明らかにした。


日本初期中世社会の研究
ISBN   4-7517-3740-6
著者   木村 茂光
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   340頁
判型   A5判
発行年  2006
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
1960年代後半より盛んになった王朝国家論に学びながら、田・刀など当該期を代表する社会階層に焦点をあわせることによって、在地社会の構造的特質とその中世的変容を明らかにしようとし、つぎに不輸権とともに荘園制成立の重要なキーワードである不入権を、臨時雑役免除との関係から解明しようとし、つぎに荘園絵図研究の成果を、さらに網野善彦氏の仕事に対する永原慶二氏の批判を参考に、両氏の見解を分業・流通という視点から検討した。


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