近世史

 

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深谷克己近世史論集 第五巻 民衆運動と正当性
ISBN   978-4-7517-4200-6
著者   深谷 克己著
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   393頁
判型   A5判
発行年  2010
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
深谷克己の近世史に関わる研究成果を集大成した論集。
第5巻は、「百姓一揆の意識構造」「百姓一揆の運動構造」「幕末社会と農民的強か者」など、民衆運動史関係の諸論考を収録。

目次

民衆運動と正当性
1部 正当性を支える御百姓意識
(百姓一揆の意識構造、百姓一揆の運動構造)
2部 政道批判の論理(幕末社会と農民的強か者)


深谷克己近世史論集 第4巻 民衆運動と為政
ISBN   978-4-7517-4180-1
著者   深谷 克己
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   421頁
判型   A5判
発行年  2010
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
深谷克己の近世史に関わる研究成果を集大成した論集。
第4巻は、「幕藩制社会と一揆」「近世民衆運動の配置と流れ」「社会の変容と改革・一揆」など、民衆運動史関係の諸論考を収録。

目次

1部 民衆運動と近世の到来(幕藩制社会と一揆
「島原の乱」の歴史的意義、殉教の論理と蜂起の論理
幕藩制国家の成立と人民闘争)
2部 近世の社会闘争(近世民衆運動の配置と流れ?社会闘争史の視野、野州における下層隷属農民の自立闘争?「前地」の存在形態
幕藩制における村請制の特質と農民闘争
国家の人民支配と階級闘争?幕藩制のばあい)
3部 公儀不信と世直し(社会の変容と改革・一揆
幕藩制と諸闘争、世直しと御一新、幕藩制社会の階級闘争史研究について、世直し一揆と新政府反対一揆、移行期の民衆運動)


日本近世社会形成史論
ISBN   978-4-7517-4070-5
著者   稲葉 継陽
定価   \10,500 (本体 : \10,000)
頁数   410頁
判型   A5判
発行年  2009
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
領主団体どうし、百姓団体どうしが、領域形成の過程で紛争を継続させつつも、いかにして領域秩序の画定段階をむかえ、それがいかに維持されたか、平和状態が確立されるまでの歴史的過程を考察した。
その領主団体(公儀領主制)と百姓団体(村落共同体)とが実力行使を抑止して結んだとされる「平和契約」の特質を、近世社会編成の根幹に関わる百姓夫役と兵農分離制の歴史的性格を通じて検討した。
とくに百姓陣夫役賦課に対する民衆運動を重視した。


近世領主支配と地域社会
ISBN   978-4-7517-4030-9
著者   高野 信治
定価   \10,500 (本体 : \10,000)
頁数   444頁
判型   A5判
発行年  2009
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
大名権力と被統治者の関係性を、かつての階級論に基づく対立関係としてのみ捉えるのではなく、相互に牽引し合う契機も含め、総合的に検証しようとした。同じ藩領であっても均質ではなく地域性があり、さらに大名と家臣のあり方も多様で、このような地域差がありながらも、それぞれの藩領社会が成り立っていた。
問題は、幕領・旗本領・藩領を問わず、近世領主は地域社会の変容にいかに臨んだかであり、その動きを総体として内包する場が藩領社会である。


日本近世の村夫役と領主のつとめ
ISBN   978-4-7517-4010-1
著者   木越隆三
定価   \10,500 (本体 : \10,000)
頁数   422頁
判型   A5判
発行年  2008
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
無償の搾取労働ではない有償夫役に注目し、領主・村・百姓の三者の相互関係から、百姓夫役の負担構造を考察した。
幕藩領主から村に賦課した無償夫役も、じつは村レベルでは反対給付を保障する有償夫役として徴発され、また見かけは無償夫役にみえる村請夫役や郡役などが、近世の早い時期から代銀化が進み、それに伴い幕藩領主ばかりでなく郡・村が、現夫に代わる役労働者を雇用し、作業現場に投入して給米・給金を支払ったことを具体的に明らかにした。


幕末維新期の都市と経済
ISBN   978-4-7517-3870-4
著者   松本 四郎
定価   9,450円(本体:\9,000)
頁数   346頁
判型   A5判
発行年  2007
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
古川古松軒が天明年間に奥羽と蝦夷地、中国と九州を訪れた記録「東遊雑記」と「西遊雑記」を読んで、米の経済に依存する城下町と、特産品の経済に立脚する湊町と、それぞれの構造を考察し、つぎに江戸周辺の農村の二つの類型を検討し、蒸気船の出現による海上輸送の変化で問屋仲間が解体する過程を論じ、幕藩制における市場構造がどのように明治維新を迎えたかを、さらに幕末維新期の三井家の変質と、維新後の東京がどう変化していったかを考察した。


諷刺眼維新変革─民衆は天皇をどう見ていたか─
ISBN   4-7517-3590-X
著者   奈倉 哲三
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   492頁
判型   A5判
発行年  2004
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
幕末維新期に流行したさまざまなスタイルの諷刺文芸を素材に、民衆が天皇・朝廷をどのように見ていたかということを実証的に解明し、民衆思想史の立場から考察を加えた。とくに天皇・朝廷に対する遠慮のない文言に驚愕を禁じえないが、それは特殊なものなのかどうか、諸文芸と錦絵中から、民衆の天皇・朝廷観をうかがうことのできるものを数多く紹介し、政治史的・社会史的背景を明らかにして風刺の具体的意味を解明し、その歴史的意味を考察した。


幕末維新期の外交と貿易
ISBN   4-7517-3340-0
著者   鵜飼 政志
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   418頁
判型   A5判
発行年  2002
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
イギリス海軍による対日政策の変遷を、同国海軍当局の立場から明らかにし、下関戦争賠償金問題などを利用して、欧米諸国が数々の外交圧力をかけた経緯を考察した。また、開港後まったく貿易活動が不振をきわめた新潟と大坂について、開港過程を明らかにして、従来の研究により重層性を加え、さらに「江戸協約」「茶・生糸増税約書」の調印過程と、安政条約改正期限前後の日本在留イギリス商人たちの自由貿易構想を考察し、新たな視点を提供している。


徳川斉昭・伊達宗城往復書翰集
ISBN   4-7517-2260-3
著者   河内 八郎編
定価   14,700円(本体:14,000)
頁数   482頁
判型   A5判
発行年  1993
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
弘化三年から安政五年にわたる水戸藩主徳川斉昭と宇和島藩主伊達宗城のあいだに交わされた往復書を年代順に収録したもので、ほかに伊達宗紀(宗城の養父)と斉昭のあいだに交わされた天保年間の書、長年宇和島に滞在した水戸藩士菊池為三郎の徳川家および宗城宛の書、その他の参考史料を合わせて一六一点を掲載した。内容は生活万般まで及ぶが、とくに海防問題、幕府の外交政策への批判、雄藩連合勢力結成案など、幕末政治史研究の貴重な史料である。


近世社会福祉史料─秋田感恩講文書─
ISBN   4-7517-3040-1
著者   青木 美智男監修
定価   7,350円(本体:7,000)
頁数   150頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
文政11年から12年にかけて、秋田藩御用商人那波三郎右衛門は、貧民救済事業にたいする賛同者を募り、72人から金1000両・銀10貫目を集めた。それを藩に献金し、知行地を購入してもらい、そこからの年貢収入で城下の貧民を恒常的に救済していくことを考えた。彼ら72人の町人は、藩に貧民救済機関の設立を願い、聞き届けられて、藩から感恩講と命名された。その後、町奉行の監督のもとで町人によって維持運営されていく。その感恩講の活動に関わる史料集。


近世関東地域社会の構造
ISBN   4-7517-3250-1
著者   大舘 右喜
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   292頁
判型   A5判
発行年  2001
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
近世中期になると、江戸と地方の交流が多角的に展開し、江戸の影響が地方に深く浸透する。とくに近郷では顕著で、在郷の生活が江戸と切り離しては成り立たない状況になった。したがって、江戸近郷地域社会の民衆は、都市を中心とする経済活動の渦中に置かれ、文化の受容もそれと一体的なものとなった。本書は、江戸近郷地域社会の固有の問題、すなわち江戸という都市により規制されて展開するさまざまな問題を、地域史の一斑としてとりあげたものである。


幕藩制社会における国学
ISBN   4-7517-2820-2
著者   岸野 俊彦
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   362頁
判型   A5判
発行年  1998
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
本居派国学は天明・寛政期以降、広範囲に展開し、学問的にも政治的にも、大きな影響・役割をもった。本居宣長は尾張藩名古屋で『古事記伝』を講義し、これを出版したが、本書ではこの名古屋中心の本居派国学の性格・特徴を、平田派の「草莽の国学」に対置して「都市の国学」と規定し、その成立・展開・終焉を究明した。また、平田派国学の、小領主地域における農村・在町を中心に、村役人層・神主・豪農を担い手とした実態をも明らかにした。


幕藩制解体期の民衆運動─明治維新と上信農民の動向─
ISBN   4-7517-2250-6
著者   中島 明
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   580頁
判型   A5判
発行年  1993
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
幕末維新期の政治情勢と民衆運動を研究したもので、とくに上州から信州佐久地方にかけての地域を中心にとりあげた。西上州の養蚕業と佐久の稲作という分業関係から、分断された地勢、異なる自然条件を越えて、両地方がひとつの経済基盤を確立していたからである。村々に散在する名主文書、区有文書まで丹念にしらべあげ、武州世直し一揆、赤城山麓挙兵計画、西上州世直し一揆、佐久世直し一揆、上信農民の明治維新期における動向、などを追求した。


幕末・維新期長州藩の政治構造
ISBN   4-7517-2270-0
著者   三宅 紹宣
定価   7,875円(本体:7,500)
頁数   356頁
判型   A5判
発行年  1993
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
もっとも典型的なかたちで討幕派を形成させた長州藩は、幕末・維新史を解明するうえで重要な位置を占める。しかし長州の経済発展段階が従来の説のようなブルジョア的先進地であったはずはなく、また現実に発生した百姓一揆に諸階層の矛盾・対抗が表明されているが、それと尊攘派・討幕派との関係がどうであったかなど、未解明の課題が多い。本書は一揆の分析などによって、天保期から維新戦争期、さらに明治初年ころの諸階層の矛盾・対抗関係を究明した。


幕藩権力解体過程の研究
ISBN   4-7517-2320-0
著者   小野 正雄
定価   7,875円(本体:7,500)
頁数   318頁
判型   A5判
発行年  1993
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
権力を倒す側からではなく、倒される側の幕府および藩の関係を中心に考察し、幕藩権力解体の過程のなかからその特質を探りだすことを目的としたものである。したがって、すでに多くの研究がなされている倒幕の政治過程についてではなく、幕末期政局の各局面において、幕藩領主が幕藩権の存続のために、どのように対処したか、それが権力解体に連なるどのような矛盾を生みだしたか、という点を中心として研究した。


『ええじゃないか』と近世社会
ISBN   4-7517-2520-3
著者   伊藤 忠士
定価   7,875円(本体:7,500)
頁数   318頁
判型   A5判
発行年  1995
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
1867年の夏から翌年春にかけて日本の各地に展開した「ええじゃないか騒動」の発生と社会的基盤、騒動の多様性、女性の能動的関与、発生地の三河をはじめ尾張・伊勢・遠江・駿河・信濃などの各藩領主側の対応について考証し、国家神道形成との関連を論じ、民衆運動としての「ええじゃないか」を豊かな内容でとらえなおしている。さらに幕末維新期における村方騒動と村落支配についての論考をまとめ、封建社会解体の特質を明らかにしている。


近世の国家・社会と天皇
ISBN   4-7517-2090-2
著者   深谷 克己
定価   6,300円(本体:6,000)
頁数   303頁
判型   A5判
発行年  1991
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
本書は、近世国家と近世社会のなかに、天皇・公家などの朝廷勢力をどのように位置づけることができるかを検討したものである。百姓一揆・民衆運動を中心に研究してきた著者が朝廷勢力に解決を依頼しようとするいくつかの事実を見いだしたことから、将軍・大名などと天皇の問題ももちろんながら、さらには近世の民衆社会と朝廷認識、またその変質の問題をも研究する必要を感じ、これら公儀・民衆と朝廷勢力とのかかわりをまとめたものである。


遠山金四郎の時代
ISBN   4-7517-2200-X
著者   藤田 覚
定価   2,625円 (本体:2.500)
頁数   222頁
判型   四六判
発行年  1992
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
遠山金四郎は大岡越前守と並んで江戸時代の名奉行として名高く、背中から二の腕にかけて桜吹雪の彫り物を刺した遠山の金さんとして、テレビ娯楽時代劇のヒーローである。その金さん像は、はたして実像なのか虚像なのか。それを明らかにしながら、江戸の市民にも深刻な影響を及ぼした天保の改革のさなかに、彼が実際になにをしたか、どのような意見を述べ、なにを主張したかを丹念に検証し、さらに江戸時代後期の幕府・町奉行所と民衆の関係を解明した。


一茶の時代
ISBN   4-7517-1851-7
著者   青木 美智男
定価   3,150円(本体:3,000)
頁数   248頁
判型   四六判
発行年  1988
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
文学的関心や鑑賞的観点からではなく、歴史的な観点から一茶の句をとりあげて、文化・文政期の時代相や民衆の心情を探り、支配者の側からではなく、支配される側から歴史を描きだして、新しい時代像に迫ることを試みた。その手法は、日常の口語によって徹底した現実生活の感懐を表出する一茶の句のなかから、この時代の農民たちの意識を代弁し、政治や社会の諸相をよくとらえた句をとりだし、とくに頻出する言葉をキーワードに時代背景を考えようとした。


女性史としての近世
ISBN   4-7517-2610-2
著者   藪田 貫
定価   3,150円(本体:3,000)
頁数   344頁
判型   四六判
発行年  1996
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
ちかごろの運動というものは、労働者とか農民といった階級ではなく、「社会的弱者」と呼ばれる人たちによって、さまざまな形で起こるようになってきた。近世史では、百姓一揆のような非日常的なものより、日常的なものをもっと見つめようという関心が深まってきているが、社会的弱者の側から歴史や社会を組み立ててみるという試みは、被差別部落問題以外は皆無にちかかった。本書は、社会的弱者の側とくに女性史の視点から、近世社会の明暗を解析した。


近世身分論
ISBN   4-7517-1960-2
著者   峯岸 賢太郎
定価   2,625円(本体:2.500)
頁数   232頁
判型   四六判
発行年  1989
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
まず身分についての理論的検討により、通俗的理解を超える新たな理論構築を試み、つぎに近世の身分制を具体的事実と歴史過程に即して明らかにしようとして、兵農分離を中心テーマに、太閤検地を通じて成立する土地所有関係と年貢負担者の確立が近世身分制の骨格と特質を規定する事実を論証し、つぎに本百姓たる主家に隷属する門屋・名子の身分関係を実証的に追求し、さらに近世の身分制についての研究の現状を批判しながら、総括と展望をまとめた。


近世被差別民史の研究
ISBN   4-7517-2630-7
著者   峯岸 賢太郎
定価   10、500円(本体:10,000)
頁数   428頁
判型   A5判
発行年  1996
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
中世の穢多(河原者)は近世の穢多(皮多・長吏)につらなり、中世の非人・宿の者・散所は近世の雑賤民(夙の者・茶筅・鉢屋・鉦打)につらなり、近世の非人の大半は近世に生成する。これらは慣習による差別であり、その世襲性・生得性は、生産力、社会的分業の未発展に条件づけられているもので、基本的には自然発生的なものであって、権力によって法的・制度的に定められたものではない。その変化と発展の歴史を、所有・分業・共同体の観点から論じた。


身分論から歴史学を考える
ISBN   4-7517-3050-9
著者   塚田 孝
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   324頁
判型   四六判
発行年  2000
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
近世の身分制社会史や都市社会史を研究テーマとする著者の、それらに関わる小文(近世の弾左衛門支配、「長吏掟」に見る弾左衛門支配、非人、近世の無宿と人足寄場、目明しの実態、など)を集めて、近世社会のどのような歴史分析・歴史像の把握をしてきたかを示そうとし、近世の諸身分と身分集団の捉え方を簡潔に提示している。そしてさらに、それらの諸論点に関連して、歴史学のあり方や方法をめぐる論稿と、それを研究史のなかで考えた論稿をまとめた。


幕藩制社会のジェンダー構造
ISBN   4-7517-3700-7
著者   長島 淳子
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   424頁
判型   A5判
発行年  2006
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
ジェンダー概念の観点から、まず農業労働における女性の位置と役割を、つぎに農村女性労働の質的変化の諸相を、つぎに加賀『農業絵図』に描かれた農民生活を精査して女性労働や生活実態を抽出し、近世後期の上層農女性の労働と生活の特徴をしらべて娘・嫁・姑という家族内での地位と役割の変容を論じ、武州農村で起きたレイプ事件の訴訟文書から、男性家長を欠き貧農層に属する女性の被差別状況を考察し、さらに百姓一揆における女性参加の意義を論考。


近世村落の特質と展開
ISBN   4-7517-2880-6
著者   渡辺 尚志
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   292頁
判型   A5判
発行年  1998
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
村落共同体と豪農に焦点をあわせて、近世村落社会の特質と近代へ向けての展開過程を解明しようとした。まず土地所有の問題を中心に村落共同体の特質を検討し、上層農民と小前層との土地所持意識の違いなどを論じ、浅間山噴火による荒廃した耕地の復興過程の分析から人と土地との関わり方を明らかにし、村落社会の身分階層構造と、村請制村と村落共同体との関係を論じ、つぎに幕末維新期における豪農・小前・共同体のあり方の特質と変容を具体的に掘下げた。


近世民衆の教育と政治参加
ISBN   4-7517-3230-7
著者   八鍬 友広
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   416頁
判型   A5判
発行年  2001
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
百姓一揆や地域間争論における目安が、往来物として普及し、学習されていた事例がある。学習の眼目は、訴訟範例としての実務的な目的と、過去の一揆や事件についての歴史的な関心であり、これに関する事例的・全体的な検討から、願書における文面や用語の定型化の過程について検討し、民衆の政治参加と、そのための力量形成について論じた。さらに、近世百姓一揆をめぐって創り出された文化、すなわち情報の流通、義民の伝承や物語について検討を加えた。


一揆打毀しの運動構造
ISBN   4-7517-1610-7
著者   山田 忠雄
定価   6,090円(本体:5,800)
頁数   312頁
判型   A5判
発行年  1984
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
近世の幕藩制国家は相つぐ禁令をもって支配体制の整備充実をはかったが、その禁令をつうじて、国家権力の対極にある人民の抵抗、組織化の実態を探り、両者の激しいたたかいの時代的特質をとらえようとした。その特徴のひとつは都市民の闘争と農村民の闘争とを、過不足なく一体的にとらえようとしたことであり、もうひとつの特徴は、階級闘争を「運動構造」としてとらえ、運動の経過やあらわれ方を重視し、人民の成長を検証しようとしたことである。


百姓一揆の歴史的構造
ISBN   4-7517-1261-6
著者   深谷 克己
定価   8,400円(本体 : \8,000)
頁数   518頁
判型   A5判
発行年  1979
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
本書の構成は、一揆の運動論、島原・天草一揆の位置づけ、一揆の時期区分、一揆の史料論からなっている。そこで著者は、島原の乱をはじめとする個別的実証研究をふまえつつ、幕藩制国家支配とのかかわり、一揆の時代的発展段階などを、一揆の要求や組織の克明な分析、さらに指導者・参加者たちの意識・思想のほか、伝承から史料論にまでふみこんでそれらを総体化し、幕藩体制という国家支配とのたたかいとしてどうであったかを、具体的に解明している。


百姓一揆の時代
ISBN   4-7517-2900-4
著者   青木 美智男
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   344頁
判型   四六判
発行年  1999
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
最近の百姓一揆研究は、一揆を素材にした民衆意識の形成や、組織のあり方や闘いの伝統の継承性などに研究が傾き、百姓一揆そのものの分析はあまりなされていない。たしかに、これらの問題は、百姓一揆研究の重要な視点ではある。しかし、こうした分析は本来、幕藩制国家をいかなるかたちで動揺させ解体に導くかという観点から、重層的になされなければならないとする著者は、政治闘争としての百姓一揆の研究の歴史や史料を振り返り、見つめ直そうとした。


飢饉から読む近世社会
ISBN   4-7517-3470-9
著者   菊池 勇夫
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   448頁
判型   A5判
発行年  2003
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
江戸時代はかなり成熟した文書・記録社会であったため、凶作・飢饉に関する文字史料が多く残されている。それらによれば、領主の苛酷な悪政が飢饉の強弱に関わることもあるが、一方では農家経営から藩の財政運営、さらには市場経済の問題が大きいことが明らかになる。本書では、まず人びとの非常の飢饉体験を詳述したのち、廻米・米相場など経済と飢饉の関連、地域社会の危機管理、備荒貯蓄論の高揚と救荒・備荒の社会システムの問題を論考した。


飢饉の社会史
ISBN   4-7517-2381-2
著者   菊池 勇夫
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   292頁
判型   四六判
発行年  1994
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
飢饉の開始から終息に至るプロセスには一定のパターンが認められる。すなわち凶作→一揆・騒動→地逃げ・非人化→強盗の頻発・餓死者の発生→疫病の流行による大量死→回復で、その間、餓死を逃れるための民衆の懸命な行動と、まがりなりにも領主権力による時限立法的飢饉対策が実施される。本書は、近世奥羽の天明の飢饉を中心に、天保の飢饉などにも触れながら、民衆が飢饉にどのように向きあい、乗り切ろうとしたのか、飢饉過程をつぶさに検討した。


近世尾張の海村と海運
ISBN   4-7517-2690-0
著者   青木 美智男
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   308頁
判型   A5判
発行年  1997
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
いたるところに中世常滑焼の古窯遺跡が残る尾州知多郡は、近世になると尾張藩の新田開発政策によって、膨大な数の雨水貯水池が設置されたが、土の採掘と燃料の伐採で荒れた山に緑を復活させたものの、不安定な水資源でしかなく、成果はあがらなかった。土木技術者は出稼ぎに行き、廻船業者は伊勢湾や三河湾の商圏から全国市場へと展開していった。新興廻船業者も増えた。尾張の海はほとんど知多郡で占める。そこに生きる人びとと尾張藩との関係を研究。


日本近世農村金融史の研究─村融通制の分析─
ISBN   4-7517-2570-X
著者   大塚 英二
定価   8,925円(本体:8,500)
頁数   368頁
判型   A5判
発行年  1996
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
主として北関東と駿遠地方を中心に、新たな農民層分解論を提起したもので、近世の地主小作関係は融通(=循環)的なものを基本としていたことを解明した。著者の報徳金融の分析によれば、高利貸資本が村共同体に侵入した場合、村の余裕ある者に低利融通をさせて返済させ、その質地取主に支障が生じたら別の村内富裕者より融通をうけ、村内で質地ー小作関係を継続させる。もちろん、このような循環によって町場の高利貸資本に対抗しきれない場合もあった。


寛政改革の都市政策─江戸の米価安定と飯米確保─
ISBN   4-7517-3130-0
著者   安藤 優一郎
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   389頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
田沼意次失脚後、松平定信が老中の座に就き、寛政の改革が開始された。これは、天明の大飢饉と、民衆の激しい一揆・打ちこわしによって急迫する社会情勢を、鎮静化するためにとられた幕府政策である。これの再検討として、 江戸を対象とした都市政策の観点から課題に取り組み、従来等閑視されてきた、都市下層社会にもっとも影響を及ぼす、食糧問題への対応策である米穀市場政策の解明を中心に、都市政策の具体的内容と、その歴史的意義を明らかにした。


北前船と日本海の時代
ISBN   4-7517-2730-3
著者   日本福祉大学知多半島総合研究所編
定価   2,625円(本体:2.500)
頁数   259頁
判型   四六判
発行年  1997
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
近年、福井県南条郡河野村の右近家に膨大な文書が残っていることが判明した。越前国府(現武生市)と敦賀湊を結ぶ中継地として機能していた河野浦は、江戸時代も半ばをすぎると、近距離輸送以外に他国廻船が登場し、松前・津軽方面と敦賀・小浜とのあいだを往来し、当初の運賃積み廻船ばかりでなく、利益の多い買積み経営も行うようになり、持船数も増加した。史料の分析は端緒についたばかりだが、日本海海運の展開と廻船経営の実態を知る手がかりを得た。


水戸光圀の時代 水戸学の源流
ISBN   4-7517-3070-7
著者   吉田 俊純
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   303頁
判型   四六判
発行年  2000
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
光圀の事蹟は生前から美化され、さらに後の信奉者により、いっそう拡大され、理想化された。その典型が水戸黄門漫遊記である。しかし、光圀は関東から外へ出たことがないし、広汎な史料を分析すれば、名君とはほど遠く、農村を荒廃させ、藩財政を破綻させた人であり、また尊王論の提唱者として知られるが、『大日本史』の編纂事業そのものが、天皇大権を犯す性格のものであったことがわかる。志と行動・結果が異なってしまう光圀の矛盾と苦悩とを解明する。


日本近世史の可能性
ISBN   4-7517-3640-X
著者   藪田 貫
定価   5,040円(本体:4,800)
頁数   430頁
判型   四六判
発行年  2005
価格帯  4001〜6000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
近世は戦国の争乱をくぐりぬけて成立した社会で、武士の自力救済権を「公儀」の名のもとに奪ったうえでの平和秩序であり、民衆も例外ではなかった。力の秩序とことばの秩序は表裏の関係にあって、私戦の禁止だけでなく、喧嘩口論の禁止となって、民衆の日常性を規定した。この民衆の「ことばと力」という視点から近世史のひろがりを探り、男と女のジェンダー史の文脈で、つぎに中国・韓国など東アジア史のなかで、そして欧米世界との関係から考えた。


絵図と景観の近世
ISBN   4-7517-3300-1
著者   水本 邦彦
定価   7,350円(本体:7,000)
頁数   360頁
判型   A5判
発行年  2002
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
近世社会とはどんな《眺め》であったのか、まず畿内・近国の農村世界を、そして近江の宿場町や街道を対象に、それぞれの地域の姿形や生産・生活に関するいくつかの場面を眺め、また視野を三都や城下町などにも広げようと試みた。さらに郷村の社会景観として、雨乞いや庄屋の行動分析に及んでいるが、これは、景観をテーマとした従来の研究が、ともすれば、そのもっとも重要な構成要素である人の姿や動きを捨象することに、強い不満をもっているからである。


北方史のなかの近世日本
ISBN   4-7517-2130-5
著者   菊池 勇夫
定価   7,350円(本体:7,000)
頁数   390頁
判型   A5判
発行年  1991
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
和人とアイヌとの対立や交流を通して北方史を究めようとしたもので、日本史のなかで異民族接触と摩擦を考えるだけでなく、アイヌの立場から日本人の行為を見るとどうなるかという見方も常に忘れていない。すなわち、近世における蝦夷観と日本風俗、近世アイヌの日本人認識、アイヌのハレ着と幕藩権力、場所年中行事とアイヌ、箱館奉行の基本性格、幕末日露関係のなかの樺太アイヌ、場所請負制下の和人とアイヌ、近世後期の奥羽民衆と北方世界など。


鎖国と海禁の時代
ISBN   4-7517-2480-0
著者   山本 博文
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   263頁
判型   四六判
発行年  1995
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
近世の鎖国は、それを目指したものではないいくつかの政策の集合体であって、その歴史的過程、政策的展開、原因と目的などを究明しようとした。寛永10〜16年にわたる幕府の諸法令の制定・公布の過程を、各種の根本史料を動員して綿密に追求し、最高権力者である将軍家光の意図はあくまでキリシタン対策にあったことを実証している。幕閣らが懸念していたのも鎖国による国内諸物価の高騰であり、幕府による貿易独占は結果にすぎなかったことがわかる。


幕藩制国家の形成と外国貿易
ISBN   4-7517-2290-5
著者   加藤 榮一
定価   7,875円(本体:7,500)
頁数   296頁
判型   A5判
発行年  1993
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
幕藩制国家の形成は、東アジアにおける国際的状況の変動そのものとして把握されるべきである。そこでは「公儀」権力による外交権と交易権の一元的な掌握がなされ、新たな対外関係の定置を通じて、強力な統一的階級支配の実現をみた。本書は、とくにオランダとの関係を中心に、第一部「連合東インド会社の貿易戦略と公儀」では平戸商館の役割などを、第二部「幕藩制的市場と外国貿易」では糸割符や貿易銀の問題、鎖国の位置づけなどについて論じた。


琉球の朝貢貿易
ISBN   4-7517-2840-7
著者   邊土名 朝有
定価   15,750円(本体:15,000)
頁数   458頁
判型   A5判
発行年  1998
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
言語学者伊波普猷の説く、摩藩の植民地支配により琉球人は苛酷な搾取に苦しんでいた、という見方が通説になっている。しかし、近年それに対する批判が増え、沖縄出身の著者も、伊波説に根拠なく、むしろ逆の傍証史料ばかりなのに気づいた。琉球王府の高官が摩の対琉球政治を絶賛したり、また琉球処分のおりには、琉球王府は従前どおり摩の幕下につく方針を堅持したのなど
が好例である。本書は、伊波説撃破の役割も担って、まとめられたものである。


近世幕領地域社会の研究
ISBN   4-7517-3600-0
著者   山崎 圭
定価   8,400円(本体:8,000)
頁数   316頁
判型   A5判
発行年  2005
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
近世の幕府領を対象に、家・同族・組などといった村落内レベルから、村・地域などといった村落を越えるレベルまでをとりあげて、地域社会の構造を検討し、あわせてそれと深く関係している村・地域の支配や運営のあり方を明らかにしようとしたもので、テーマは多岐にわたるが、主としては信濃国佐久郡内の幕領の村々を同時に取り扱い、特定地域の内在的な分析から、できるかぎり多面的・構造的に把握しようとした。


近世山村社会構造の研究
ISBN   4-7517-3610-8
著者   大賀 郁夫
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   378頁
判型   A5判
発行年  2005
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
近世社会では、石高制の成立により稲作が強要され、水田稲作農業に絶対的価値が付与され、非稲作社会は、社会的に低位に位置づけられてしまった。しかし、はたして稲作地帯が先進で、非稲作地帯が後進であったのだろうか。近世の山村はどのような社会秩序をもった社会であったのか、領主権力は山村をどのように把握し、支配したのか、また具体的に山村に何を求めたのか、山村に残された史料を再検討して、当時の山村社会を復元しようとした。


江戸時代の武家社会─公儀・鷹場・史料論─
ISBN   4-7517-3620-5
著者   福田 千鶴
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   350頁
判型   四六判
発行年  2005
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
徳川三代と豊臣秀頼、「狸おやじ」徳川家康、天下人と大名・小名、幕藩政治史からみた尾張徳川家の創出、館林時代の綱吉の名字、元和の一国一城令と諸国城破り、黒田騒動を引き起こした三代・黒田忠之、「御救い」政策の転換、中継将軍だった綱吉、老中の基礎知識、「御鷹」をめぐる政治史、近世初期福岡藩における鷹場支配、近世中後期福岡藩における御猟場支配、江戸幕府勘定所と代官所の史料空間、尾張藩士茜部相嘉と「諸国郷帳」の成立、などを論考。


幕藩制的秩序と御家騒動
ISBN   4-7517-3000-2
著者   福田 千鶴
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   402頁
判型   A5判
発行年  1999
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
家中騒動を引き起こす原因は、主従不和、藩政改革、継嗣争いなどがあり、騒動の対立構造の類型としては、主従対立型、重臣間対立型、新旧家臣対立型があり、経過としては、主君廃立・強制隠居型、武力誅伐・個別処罰型、徒党退去・調停退去型など、調停には、幕府関与、一門談合、藩内解決の三類型があり、幕府の対応は、干渉型、不干渉型がある。これらについての時代的変遷と類型化を検討し、幕藩制的秩序の諸相と御家騒動の近世的展開を考察した。


江戸時代の国家・法・社会
ISBN   4-7517-3550-0
著者   山本 博文
定価   3,990円(本体:3,800)
頁数   383頁
判型   四六判
発行年  2004
価格帯  〜4000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
島津家文書、細川家史料、毛利家文庫文書などを分析して、徳川家が権謀術数によって諸大名を服従させていったというより、関ケ原の勝者に諸大名がすり寄って自家の安泰を図ったという近世初期政治史の実態を、つぎに近世王権論に関しフランスの王権と比較検討し、つぎに切腹、参勤交代、喧嘩、敵討ち、高札、脇差、飯盛女、旗本と下女などを例に、江戸時代の法制度や法意識を論じ、さらに老中奉書をはじめとする近世文書の古文書学的研究を行った。


幕藩制社会形成過程の研究
ISBN   4-7517-1790-1
著者   大舘 右喜
定価   10,290円(本体:9,800)
頁数   506頁
判型   A5判
発行年  1987
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
幕藩制社会の形成過程について、その基盤を構成する農民の生成のあり方と、石高制支配を確立した幕藩領主層の対応を分析することにより、幕藩制社会の確立と、小農民による村落の変革を論じた。まず、16世紀末〜17世紀初の武甲両州の検地にかんする検討から小農自立の過程を究明し、その小農の経営と家族について分析して「村」共同体形成への過程を論証し、さらに幕藩制支配の展開と、それにたいして村方騒動で抵抗した農民の闘争を描いている。


近世武家社会の儀礼と交際
ISBN   4-7517-3730-9
著者   岡崎 寛徳
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   392頁
判型   A5判
発行年  2006
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
江戸時代の将軍や大名の社会的行動は、現代の視点から見ると、儀礼・儀式の連続であったように映る。いわば「儀礼社会」であり、儀礼を行い続けることによって、それぞれの立場を維持し続けていたという見方もできる。儀礼は生活に密着しており、コミュニケーションの重要な手段のひとつでもあった。大名・旗本の視点から、諸儀礼や幕政・藩政を検討し、儀礼をめぐる物や人々の動き、見え隠れする駆け引きのなかから、近世社会のあり方を展望した。


徳川将軍側近の研究
ISBN   4-7517-3720-1
著者   福留 真紀
定価   7,350円(本体:7,000)
頁数   274頁
判型   A5判
発行年  2006
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
五代将軍綱吉から八代将軍吉宗までの期間、柳沢吉保・間部詮房など将軍の側近が、幕府の政治構造のなかでどのような位置を占めるのかを明らかにしようとするもので、老中を筆頭とする「表向の政務」と将軍の私事に関する「奥向のこと」の、二つの概念では説明しきれない部分があり、これは老中制を経由しない「裏の人脈」で、根回しの政治構造と捉えることができる。この表向・奥向・裏の三つの概念を総合して、側用人の幕政における立場を解明した。


江戸幕府老中制形成過程の研究
ISBN   4-7517-2020-1
著者   藤井 讓治
定価   12,600円(本体:12,000)
頁数   562頁
判型   A5判
発行年  1990
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
徳川家康というカリスマによって作りあげられた政治権力が、家康とその恩寵によって取り立てられた人びとの個人的能力とによって動かされる段階を経て、権力の再生産のために、個人的能力よりも「職」が優位にたつ機構・組織を作りあげていく過程と、その間、政権内部でさまざまな形をとる権力闘争のありようを明らかにしようとし、制度史的な分析方法ではなく、政治史的分析方法により、当時の政治状況のなかに位置づけ、動態的に把握しようとした。


近世における百姓の土地所有─中世から近代への展開─
ISBN   4-7517-3110-6
著者   神谷 智
定価   9,450円(本体:9,000)
頁数   360頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  8001〜10000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
土地売買証文の様式や担保文言の分析により、中世と近世の連続面と断絶面を
明らかにし、土地所持の根拠について中世と近世の差異を確認し、土地売買時における村落の土地関与についても比較し、高請地売買証文および質地証文にみられる文言から、百姓高請地所持の状況を検出した。
つぎに、村内における質地関係の具体的様相をしらべ、また質地慣行がどのように変化していったのか、さらに、土地売買譲渡証文によって、在地での土地売買の実態を検証した。


兵農分離と地域社会
ISBN   4-7517-3140-8
著者   吉田 ゆり子
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   442頁
判型   A5判
発行年  2000
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
国人と土豪・地侍という二つのレベルの中間層を区別してとらえ、それらと惣最大の課題とした。すなわち、これら中間層の動向を検証したり、あるいは、在地を遊離し武士化するものと、在地に残り百姓化するものとの分岐がなぜ生ずるか、という問題自体を考察することが目的ではなく、そうした中間層の動向が、地域社会をどう変容させることになったかを明らかにしようとした。


日本近世城郭史の研究
ISBN   4-7517-2810-5
著者   白峰 旬
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   352頁
判型   A5判
発行年  1998
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
これまでの近世城郭史研究は、場所、築城関与人、築造目的、築造法など、築城の歴史としての研究視点では優れた総論に体系づけられているが、江戸幕府による城郭統制という観点からの個別事例の検討は、おろそかにされている。
本書は、幕府の公役普請や諸大名に対する城郭統制、織豊政権の城破却と元和一国一城令の歴史的連続性、大名の居城修補規定、無城主大名の居所である陣屋の修築規定とその運用、武家諸法度発布以降の新規築城や再築について論考。


豊臣の城・徳川の城─戦争・政治と城郭─
ISBN   4-7517-3460-1
著者   白峰 旬
定価   7,350円(本体:7,000)
頁数   346頁
判型   A5判
発行年  2003
価格帯  6001〜8000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
豊臣時代の城は、戦争と城郭が直結した時代で、秀吉による九州や奥羽での城破却は戦後処理の性格をもつもので、戦時における城郭の戦略運用や戦後処理破却に時代的特徴がある。
それに対して徳川時代の城は、平和な時代の城のあり方を象徴していて、江戸城などの天下普請は、諸大名の徳川将軍家に対して繰り返される封建的主従関係の再確認としての服属儀礼的要素が強かった。
本書は、城郭の戦時運用の実態と幕藩制における城郭統制の実態などを考察した。


日本近世国家成立史の研究
ISBN   4-7517-3240-4
著者   藤田 達生
定価   10,500円(本体:10,000)
頁数   406頁
判型   A5判
発行年  2001
価格帯  10001〜20000円
購入情報 購入可能
表紙
内容   
<歴史科学叢書>
まず、秀吉が断行した各地の国分と大規模国替を考察し、天皇権威を背景とする全国統一戦が、仕置を通じて専制的軍事国家創出の手段であり、その延長に大陸出兵があったことを論じ、つぎに、秀吉の国家構想を、彼が発令した重要法令から析出し、全領主階級に君臨する専制権力の構築過程と、豊臣政権がもたらした「平和」の本質を論じ、さらに、秀吉の死後急速に弛緩していく豊臣政権から徳川政権への転換過程と、近世「公儀」権力の形成過程を追求した。


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